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建通新聞社(静岡)
2018/01/15

【静岡】静岡県 沼川新放水路整備に向け地質調査

 静岡県沼津土木事務所は、沼川新放水路建設について、本年度から本格的に工事着手し整備を進めている。2018年度からは、仮設土留工施工区間の地盤改良を行う予定で、完成は32年度を目指す。概算総事業費は約250億円。
 沼津市大塚〜柳沢の約2・3`の区間では、国道1号やJR東海道線など道路・鉄道との交差に伴う橋梁整備、築堤工などが生じるため、工事に向けた地質調査を現在進めている。
 上流工区その1の地質調査は中野地質(焼津市)が1月31日までの納期で担当。沼津市大塚で機械ボーリング4本、標準貫入試験56回などを行う。ボーリングは樋管川(表・裏)、6号橋(A1・A2)整備に伴うもの。場所は原東小学校や沼津特別支援学校の付近。
 上流工区その2の地質調査は東海建設コンサルタント(沼津市)が2月28日の納期で担当。沼津市柳沢で7号橋(A1)、8号橋(A1)、築堤に伴う機械ボーリング3本、標準貫入試験55回などを行う。場所は沼津特別支援学校付近。
 下流側の地質調査は土屋産業(沼津市)が担当し、2号橋(A1・A2)、仮設橋(左岸・右岸)に伴う機械ボーリング4本と標準貫入試験65回などを行った。


提供:建通新聞社
(2018/1/15)

建通新聞社 静岡支社