長野県施設課は、県立武道館建築工事を1月11日付で公告した。技術等提案型の総合評価落札方式による一般競争入札で、WTО案件のため各種制限は少ない。入札書提出日は2月21日、入札参加者名と簡易型評価点の公表は3月5日、技術提案ヒアリングは3月14日、価格以外評価点の公表が3月19日、開札3月20日、予定価格の公表3月22日、落札候補者通知済みと開札状況の公表3月27日、落札決定3月30日見込みというスケジュール。入札2回、見積もり2回採用で、新県立大学と同じ方式。
工事概要=武道館(RC・S・W造2F、延べ1万2300u)および大庇の建築工事(駐輪場・駐車場建築、一部外構工事を含む)
工事場所=佐久市猿久保
設計担当=環境デザイン−宮本忠長建築設計事務所JV(東京都港区)
工期=工事開始日から約560日間(債務負担行為設定済み)
【関連工事の予定】
設備工事=電力、弱電、空調、衛生の4分離(空調は2月公告3月開札、衛生、電力、弱電は5月公告6月開札の予定)
舞台照明=一般競争で2019年1月公告2月入札予定
舞台音響=一般競争で2019年1月公告2月入札予定
外構工事=2019年11月公告12月入札予定
【参加資格など】
入札方式=技術等提案型総合評価一般競争入札
工事規模=WTО案件
参加資格=建築一式工事JV
代表構成員=1200点以上(新客観点数を除く)
構成員=900点以上(新客観点数を除く)
同種実績(代表構成員)=過去15年以内に元請としてRC造、S造またはSRC造で地上2F以上かつ延べ床面積6000u以上の新築・改築・増築工事(増築の場合は増築部分を対象)の施工実績を有すること(特定JVの場合は出資比率20%以上の代表構成員としてのもの)
同種実績(構成員)=過去15年以内に元請としてRC造、S造またはSRC造で地上2F以上かつ延べ床面積3000u以上の新築・改築・増築工事(増築の場合は増築部分を対象)の施工実績を有すること(特定JVの場合は出資比率15%以上の構成員としてのもの)
特定許可=(代表、構成員とも)特定建設業許可が必要
地域要件=設定なし(代表、構成員とも)
配置技術者(代表者)=1級建築士または1級建築施工管理技士、過去15年以内に元請としてRC造、S造またはSRC造で地上2F以上かつ延べ床面積6000u以上の新築・改築・増築工事(増築の場合は増築部分を対象)の主任技術者または監理技術者を配置
配置技術者(構成員)=1級建築士または1級建築施工管理技士を配置
下請要件=WTО案件のためなし
調査基準=調査基準価格および契約後調査基準価格を適用する
失格基準=失格基準価格は適用しない
その他調査=特例政令の対象となる建設工事に係る一般競争に規定する特別重点調査は適用する【入札日程など】
入札日程=公告1月11日午前10時、入札書提出指定日2月21日、入札参加者名と簡易型の評価点3月5日入札情報システムに掲載、技術提案ヒアリング3月14日、価格以外の評価点3月19日入札情報システムに掲載、開札3月20日午前10時に県庁西庁舎1F入札室で(執行回数2回、2回目入札の配達指定日は3月26日、開札は3月27日午前10時、2回目の開札でも決定しない場合の見積書の提出期限は3月28日午後2時)、予定価格公表3月22日(2回目開札の場合は3月28日)、疑義照会3月22日〜3月26日(2回目開札での場合は3月28日〜3月30日)、落札候補者通知済みと開札状況の公表3月27日(2回目開札での場合4月2日)、落札決定4月2日見込み(2回目開札での場合は4月5日見込み
【価格以外の評価点】価格点61点、価格以外点39点:
技術提案30点、工事成績7点、技術者資格1点、建設マネジメント労働環境1点
【技術提案の詳細】
1、施工計画(敷地条件を反映した施工計画、体制についての提案)
2、安全・環境対策(現場およびその周辺の安全・環境対策についての提案)
3、工期短縮(工期短縮期間、短縮を図る部分および方法についての提案)
4、社会貢献策(大規模公共事業として社会への貢献策についての提案)
【技術者資格の詳細】
代表構成員および構成員の配置予定技術者として1級建築士かつ1級建築施工管理技士1点、代表構成員または構成員の配置予定技術者として1級建築士かつ1級建築施工管理技士0.5点
提供:新建新聞社