蒲郡市は、東三河都市計画「柏原工業用地地区計画」を決定し、2018年度事業で造成工事に着手する。自然環境に配慮して良好な工業用地の基盤整備を行いながら、適切に規制誘導するための地区決定で、18年4月ごろに見込まれる工事発注に向け準備を進める。
建設計画地は市北部に位置し、国道23号蒲郡バイパスの蒲郡西インターチェンジ南側に隣接する柏原町堂山他地内の用地約5・7f。このうち、平地面積は約2・7fで最大3区画の分譲を目指す。
工業用地内には、区画道路延長615b、幅員9bを整備する他、緑地3カ所(約1・6f)、調整池1カ所(約0・3f、約4000立方b)を配置する。
事業スケジュールは、造成工事発注後、18年6月ごろに施工者と契約する。20年度に分譲を開始する予定だ。市は、企業用地を確保して、市外から企業誘致を推進するとともに、市内企業の流出を防ぐ目的。地域の雇用拡大や関連企業の進出を図る。
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建通新聞社