お知らせ
地方ニュース
建通新聞社（東京）
2018/01/11
【東京】都 大田市場４棟の現況調査開始
東京都中央卸売市場は、大田市場（大田区東海３ノ２ノ１）内に配置している青果仲卸荷捌（さばき）場など４棟の建物調査を開始した。法不適合や既存不適格の有無などを確認するとともに、建物の劣化状況を調べ、必要に応じて是正計画をまとめる。
建物調査の対象は、▽青果仲卸荷捌場（鉄骨造平屋１８３０平方㍍、１９８９年完成、92年増築）▽関連棟２（同造平屋１９２平方㍍、89年完成）▽薬品庫（コンクリートブロック造平屋14平方㍍、89年完成）▽倉庫テント２（鉄骨造平屋９８９平方㍍、２００１年完成）―の４棟。いずれも構造計画書がなく、定期報告書も作成していない。
そこで、基礎部分の配筋やコンクリート強度、鉄骨の接合部などを調べるとともに、劣化状況を確認。この結果を基に、法適合状況調査を行うための図面や構造計算書を復元する。法不適合の箇所の有無についても調べ、完成時から不適合だったのか、既存不適格となったのかを確認する。
これら調査の結果、法不適合箇所や既存不適格箇所、著しい劣化のある箇所が見付かった場合、必要な対策を是正計画書としてまとめ、概算工事費を算出する。
調査業務は大誠建築設計事務所（中野区）が担当し、年度内に取りまとめる。
提供：建通新聞社
建物調査の対象は、▽青果仲卸荷捌場（鉄骨造平屋１８３０平方㍍、１９８９年完成、92年増築）▽関連棟２（同造平屋１９２平方㍍、89年完成）▽薬品庫（コンクリートブロック造平屋14平方㍍、89年完成）▽倉庫テント２（鉄骨造平屋９８９平方㍍、２００１年完成）―の４棟。いずれも構造計画書がなく、定期報告書も作成していない。
そこで、基礎部分の配筋やコンクリート強度、鉄骨の接合部などを調べるとともに、劣化状況を確認。この結果を基に、法適合状況調査を行うための図面や構造計算書を復元する。法不適合の箇所の有無についても調べ、完成時から不適合だったのか、既存不適格となったのかを確認する。
これら調査の結果、法不適合箇所や既存不適格箇所、著しい劣化のある箇所が見付かった場合、必要な対策を是正計画書としてまとめ、概算工事費を算出する。
調査業務は大誠建築設計事務所（中野区）が担当し、年度内に取りまとめる。
提供：建通新聞社
