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日刊建設工業新聞
2018/01/11

【鳥取】三徳地区の県道法面災害/6次査定に1・7億円申請へ

 県中部総合事務所県土整備局は、16日に予定されている第6次災害査定に県道鳥取鹿野倉吉線・三朝町三徳地区の法面被害を申請する。申請額は1億7000万円になっており、鉄筋挿入工などで早期の復旧を目指している。
 現地は、三徳山三佛寺の入り口に近い三朝町三徳地区の斜面。昨年10月22日に発生した台風21号の豪雨によって高さ20b、幅33b余りにわたって法面が崩落し、土砂が道路に流れ込んだ。同県土局では、道路沿いに設置されたタイヤチェーンの脱着エリアを利用して交通を確保したほか、復旧工法などについて被災直後から調査していた。
 復旧工事の内容は、鉄筋挿入工383本、連続繊維補強土工792平方b、植生マット1760平方bなど。同県土局では、復旧計画が認められれば保安林解除、一部の用地取得、文化財調査などに入り、早期の着工を目指す見通し。


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