石井啓一国土交通相は7日に熊本を訪れ、国際旅客船拠点形成港湾に指定された八代港を初めて視察した。
八代港は、国・県・船社あわせ約104億円を投じて国際クルーズ拠点を整備するもので、昨年11月に岸壁整備が着工している。
石井国交相は、熊本港湾・空港整備事務所の上谷修所長から整備概要の説明を受けた後、クルーズ船の停泊地や旅客ターミナルの建設予定地を確認。「2020年度の供用開始に向けてしっかり整備を進めていきたい」と述べた。
視察では、国道57号北側復旧ルート・二重峠トンネルや阿蘇大橋の架け替え現場なども見て回り、「被災地視察は昨年4月以来だが、着実に復旧復興が進んでいることを実感した。安全安心の確保など地域の期待に応えるため、引き続き事業に取り組む」と話した。
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