全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　一般社団法人新潟県建築士会（川ノ口信一会長）、一般社団法人新潟県設備設計事務所協会（渋谷周策会長）、新潟県建築設計協同組合（田中工三理事長）、一般社団法人新潟県建築士事務所協会（坂本忠志会長）の建築関係４団体は５日、新潟市中央区の白山会館で新春賀詞交歓会を開き、会員ら約２００人が出席した。
　冒頭、４団体を代表し坂本会長は自動車業界などの偽装問題を挙げながら「安心、安全のために何をすべきなのか周知していく」と強く呼び掛けた。その上で「若手の育成、後継者を育成し、労働環境を含めて若い人が根付く環境を作らなければいけない」と述べ、入職者減少に懸念を示した。来賓から石崎徹衆議院議員が「知事と連携し予算確保に努めていく」、星野伊佐夫県議会議員は「公共事業予算をもっと確保しなければいけない」と力強く語った。また、県土木部営繕課の横山保課長は「社会資本整備を永続的に進めるために適正な予定価格の設定、県内企業の優先発注など建設産業が収益力を確保できるよう取り組んでいく」との姿勢を示した。
　引き続き、川ノ口会長が戌年にちなんで「ワンダフルな１年にしていきたい」とユーモアを交えたあいさつで乾杯。その後、株式会社たかだの高田政俊社長の万歳により、さらなる業界発展に向け結束を誓った。