新潟県交通政策局港湾整備課は港湾改修について、18年度当初予算案に37億9873万円を計上する方向で調整を進めている。
計画によると、離島の振興や地域の生活基盤および産業基盤の形成などに多大な貢献を果たしている地方港湾の取扱貨物量増大に適切に対応できるよう、防波堤や岸壁、泊地、係留施設、外郭施設などを整備推進するのが狙い。また、港湾環境の改善のほか、快適な環境を創出するとともに、効率的な港湾活動の維持に努めていく。主な施工場所は、岩船港(村上市)および寺泊港(長岡市)、柏崎港、姫川港(糸魚川市)、両津港、小木港、赤泊港、二見港(以上、佐渡市)などを予定している。
17年度の当初予算37億6807万円より、微増する見通し。