建通新聞社
2018/01/09
【大阪】モノレール構造物設計プロポ 中央復建に
大阪府八尾土木事務所は、大阪モノレール南伸事業における駅舎構造や計画位置などを決める、構造物基本設計委託(その3)の公募型プロポーザルで、中央復建コンサルタンツ(大阪市東淀川区)を最優秀提案事業者に特定した。提案価格は1億3500万円。納期は2019年2月28日まで。
基本設計では、駅舎の具体化に向けて概要などをまとめる他、駅舎柱位置の検討、駅舎上屋形式の比較検討、施工工法の検討、施設計画、耐震および駅舎構造計画、設備計画、施工計画、概算工事費などを決める。
南伸区間は、門真市の門真市駅から近鉄奈良線との交差部となる東大阪市瓜生堂付近までの延長約9`。区間内には門真南駅、鴻池新田駅、荒本駅、瓜生堂駅の4駅を設ける。
今後は、18年度に都市計画決定して軌道法特許を取得し、19年度には事業認可と工事施行認可を取得する予定。開業目標は29年度。