薩摩川内市はこのほど、公募型プロポーザルで募集していた天辰地区スマートモデル街区プロジェクトに係わる協定締結を市議会に報告。優先交渉権者は代表者が南国殖産、構成員はヤマサハウスと橋口組の3社JVと発表した。協定に基づき整備計画(案)を作成し、2018年10月の整備開始を目指す。
場所は、天辰第一地区土地区画整理事業区域内の市有地および保留地。街区の広さは、22BLが3357.43u、57BLは2万7688.57u。
まちづくりの基本方針は、気候特性に配慮した省エネ住宅や再生可能エネルギーを活用したエネルギーの地産地消を目指し、低炭素・省エネルギーに配慮する。また、居住誘導を図れるようICT等を活用し、交通利便性や安全性の向上を促進するほか、魅力あるまちのブランディングや周辺地域と調和した環境帯を形成して自然豊かなまちを構築する。
今後のスケジュールは、整備計画案の作成に移り、6月には土地売買仮契約、18年9月市議会に土地売却議案を上程し10月から現地の整備に着手する。