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　【岡山市北区】岡山市北区問屋町のにぎわい創出事業の事業者である天満屋（岡山市北区）を代表企業とする企業グループ(構成企業はベルデ企画、ティ・シー・シー)は、県卸センターと事業用定期借地契約を締結し、同地のオレンジホール跡地に岡山県初の住宅展示場と商業店舗の複合施設「問屋町テラス」を整備する。問屋町の「歴史」と「想い」を受け継ぎながら、さらなるにぎわいの形成に大きく寄与するのが狙い。
　敷地面積は約６９７０平方�b。卸センターのシンボル的な役割を担ってきたオレンジホール（鉄筋コンクリート造２階建て延べ１９１５平方�b）を解体し、各ハウスメーカーがそれぞれ住宅展示場を建設(計９棟)、ティ・シー・シー(岡山市北区)の施工で物販・サービス・飲食店からなる鉄骨造２階建て延べ約１２６０平方�bの商業店舗を整備する。
　施設は、若者が集まるエリアの特性を生かしながら、さらに幅広い世代が利用できる店舗を誘致し、新たなにぎわいを創出する地域のランドマーク的機能や施設中央部には、センターコート(広場)を配置し、年間を通じて定期的にさまざまなイベントを開催する集い・憩いの空間を持たせるなど、あこがれの住空間を具現化するスタイリッシュな住宅展示場とライフスタイルに密着した商業店舗のコラボレーションにより、「日々の生活」と「住まい」を身近に体感できるものとする。また、住宅展示場センターハウスには、キッズスペースや多目的ルームを屋内に新設する。
　オレンジホールの解体工事はエヌエス日進(岡山市中区)で進めており、２０１８年３月の工事完了を予定。解体工事完了後、ティ・シー・シーの施工で造成工事に着手する。５月に建築工事に着工、９月中旬に竣工。10月のグランドオープンを予定している。

「提供：建通新聞社」