中津川市は、旧福岡町の小学校4校を統合し新校舎を建設するため、2018年度に基本計画を策定する。
福岡、下野、高山、田瀬小学校を統合し、23年度の開校を目指して新校舎を建設する。
統合後の児童数は約300人、校舎は2階建てのL字型か3階建てのI型を想定しているが、基本計画で概算の規模や事業スケジュールを含めた内容を検討し、設計をまとめるための基礎資料を作成する。
各校では児童数の減少が進んでおり、4校を統合することで教育環境の向上を図る。
建設予定地は福岡中学校(福岡1ノ8)東隣の市有地。グラウンドと屋内運動場を中学校と共用する方針だ。
建設予定地には郷土資料館(鉄筋コンクリート造2階建て延べ672平方b)と民俗資料館(木造平屋255平方b)、倉庫1棟(木造平屋203平方b)があるため、20年度をめどに建物を解体し用地を確保する。郷土資料館と民俗資料館は移転する方針だが、移転先は未定としている。
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建通新聞社(2017/12/25)