北陸建設界の担い手確保・育成推進協議会富山県部会(部会長・福濱方哉北陸地方整備局富山河川国道事務所長)が26日、同事務所大会議室で開かれ、18年度の活動予定などで意見交換した。
冒頭、あいさつに立った福濱部会長は「土木建設系の学生・生徒に対し連続講座や体験を含む現場見学会などの取り組みのほか、保護者にも建設界の魅力を理解してもらうための意見交換会などを行ってきた」と振り返った上で、「本日は今年度の活動内容の情報共有や、18年度以降の活動について意見交換したい。各々の立場から北陸建設界の担い手の確保、育成の推進に、きたんのないご意見を」と求めた。議事では、各団体・機関から今年度の活動と18年度の活動予定が示された。
18年度も建設系高校での講座や見学会、県立大学での連続講座、高校生や大学・専門学校生のインターンシップなどを継続実施。富山大学では来年4月に都市デザイン学部が開設することから、国土交通省管内の見学会や土木系学科がある県立高校への(教授陣による)出前授業、学生が対象の特別講演会など、支援や協力を要望した。