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北陸工業新聞社
2017/12/25

【石川】橋梁点検、16年度末で52%/県道路メンテナンス会議/計画通り進捗

 高速道路会社を含めた県内の道路管理者により構成する石川県道路メンテナンス会議(会長・富山英範北陸地方整備局金沢河川国道事務所長)の17年度第2回会議が22日、金沢河川国道事務所内で開かれ、橋梁やトンネルなどの道路構造物を対象に14年度から5カ年計画で行われている点検の進捗状況が報告された。
 それによると、16年度末時点の点検進捗率は、橋梁(対象9521施設)が52%(4905施設)、トンネル(対象145施設)が41%(59施設)、道路附属物など(対象469施設)が67%(312施設)と、おおむね計画通りに進んでおり、18年度末までにすべて完了する予定だ。このうち最優先で点検を実施すべき橋梁での点検進捗状況は、▽緊急道路を跨ぐ跨道橋(対象154施設)が51%▽跨線橋(対象73施設)が44%▽緊急輸送道路を構成する橋梁(対象2345施設)が60%。
 16年度末時点の点検結果によると、判定区分4(緊急措置段階)は「橋梁」が4橋(いずれも全面通行止めもしくは通行制限措置済み)、「トンネル」「道路付属物等」はゼロだった。
 判定区分の内訳は橋梁では、判定区分3(早期措置段階)が9・2%(449施設)、判定区分2(予防保全段階)が38・3%(1879施設)、判定区分1(健全)が52・5%(2573施設)。
 トンネルでは、判定区分3が40・7%(24施設)、判定区分2が52・5%(31施設)、判定区分1が6・8%(4施設)。
 道路附属物では、判定区分3が16・7%(52施設)、判定区分2が57・7%(180施設)、判定区分1が25・6%(80施設)だった。

hokuriku