西予市は、国がコンパクトシティ・プラス・ネットワークのまちづくりのために創設した立地適正化計画制度を進めるため、「西予市立地適正化計画(都市機能誘導区域版)案」の素案を作成した。
都市機能・居住の適切な誘導を図り、公共交通を充実させるため、都市機能誘導区域として「宇和中心拠点地区」「宇和新市街地拠点地区」「野村生活拠点地区」「三瓶生活拠点地区」の4地区を設定し、区域ごとに都市機能誘導の方向性を定める。
市の中心となる宇和中心拠点地区においては、18年度に旧宇和病院跡地に図書館、地域交流センターの整備を計画している他、JR卯之町駅周辺で「卯之町『はちのじ』まちづくり整備事業」を進めており、行政施設や観光案内所、商業施設、郵便局の複合施設および立体駐車場の整備を推進している。
素案については、広く市民からの意見を集約し策定の参考とするため、パブリックコメントを募集。素案は、西予市役所建設課、野村支所、三瓶支所での閲覧や市ホームページでダウンロードできる。募集期間は1月11日まで。
提供:建通新聞社