全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

阪神高速道路会社は、湊町付近鋼製フーチングの更新基本形に係る構造照査業務をオリエンタルコンサルタンツ（大阪市北区）に委託した。業務期間は２０１８年８月31日。同鋼製フーチングの長寿命化改良計画については、18〜19年度での着工を目指している。
　同業務では、15号堺線湊町付近の鋼製フーチングを有する橋梁を対象に、長期の耐久性・維持管理性を確保するための更新基本形の耐震性能を評価し、更新基本形に係る構造照査を行う。
　業務概要は、過年度関連業務の整理、鋼製フーチングに作用する地震動の設定、更新基本形の耐震性能の評価、地下街函体の耐震性能の検討、委員会関連資料の作成など。
　長寿命化改良に向けては現在、概略検討・設計の段階で、関係機関との調整が付き次第、詳細設計を外注する予定。
　対象となるのは湊町付近の高架橋７橋脚９フーチングで、地下街の構造物への荷重を軽減する必要がある。
　計画では腐食による断面減少が進行した上部構造を仮り受けする形で、鋼製フーチングを取り換える。事業期間は15〜24年度。概算事業費は１９１億円。