高知県教育委員会は、幡多農業高校と中村特別支援学校の体育館で、非構造部材などの耐震化を進めるため、調査を若竹まちづくり研究所(高知市)に委託した。期間は2018年3月20日まで。調査結果に基づき、設計を18年度に外注し、19年度の工事発注に備える。
幡多農業高校体育館の規模は鉄骨造2階建て延べ1118平方b、1972年建設、場所は四万十市古津賀3711。中村特別支援学校体育館の規模は同造平屋874平方b、81年建設、場所は四万十市古津賀3091。
業務では、各施設にある非構造部材、構造部材の経年劣化状態などについて、調査・検討・考察・提案を行い、工事に反映させる。
県教委では、県立学校全45校の体育館で、20年度までに非構造部材の耐震化を完了させる計画。今回の委託で26校分の調査に着手した。残る学校の調査は18年度に外注する予定。
提供:建通新聞社