日本工業経済新聞社(群馬)
2017/12/21
【群馬】前橋市が広瀬団地建て替えで検討続く
前橋市は市営住宅広瀬団地の建て替えを計画しており、手法についてPFI事業といった民間活力の導入も視野に入れた検討が続いている。同団地は入居者の高齢化や建物の老朽化もあり、速やかに事業手法の検討を進め、整備計画を策定していきたい考え。
PPP/PFI方式による民間活力の可能性を含めてコンサルタントが参画し、幅広く建て替え手法を市の実情に合わせて検討している段階。いまのところ、PFI手法か従来手法か、確定していない。仮に、PPP/PFI手法を選択した場合でも、できる限り市内事業者が参画しやすい条件を設けるなどして地域に配慮したい考え。
整備計画においては、現状での建て替えを基本としているため、住民の意向を聞きながら、福祉部局とも連携をとりながらコミュニティの維持にも配慮し、新たな時代にふさわしい市営住宅としたい意向。
広瀬団地は、広瀬町1丁目にある1966年から70年に建築されたRAからRG棟の7棟。RC造4階建て、住戸数192戸の団地。
国交省の公営住宅に係るPPP/PFI導入推進事業に採択され、国による事業者選定でコンサルはランドブレインが担当している。