日本工業経済新聞社(埼玉)
2017/12/13
【埼玉】さいたま市が中島雨水幹線で点検調査実施へ
さいたま市は昭和40年代後半に整備してから40年以上経過している中島雨水幹線について、老朽化に伴う点検や調査を行い構造物の安全性を確認していく考えを示した。
中島雨水幹線は北区役所を起点として、北区本郷町で芝川へ流入する延長約2・8kmの雨水幹線。雨水幹線は、雨水を速やかに排除する施設として治水安全上の観点、浚渫(しゅんせつ)や清掃などの維持管理を行う上から、水路用地内で構造物が納まる場合は開渠での整備を原則としている。宮原町2丁目の原殿公園付近から産業道路を越えた原市新道までの約500m区間については、水路用地内に構造物が納まらず道路を一部占用することから、道路機能を確保するため暗渠で整備を行っている。
伊藤仕議員(自由民主党)の一般質問による。