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　新潟県市長会（会長・久住時男見附市長）は２０日、米山隆一知事との意見交換会を新潟市中央区の県自治会館で開き、県の施策および予算に関する要望を行うとともに、新潟の魅力向上に向けて意見を交わした。
　冒頭、久住会長は「魅力を高め、選ばれる新潟県を目指すためには将来ビジョンが重要。県民・市民が喜び、魅力を感じる各種の施策を新潟県と手を携えて進めていくことで交流人口の増加や、移住・定住の推進など新潟県の発展に寄与していきたい」と述べ、市長会のさらなる協力と県の支援を求め、米山知事は「皆さんから意見を伺い、問題意識を共有して選ばれる新潟をつくっていきたい。魅力向上、拠点化、活性化の実現には市町村・県の連携が必要。力を合わせていける有意義な意見交換にしたい」と期待を込めた。
　その後、久住会長は米山知事に要望書を手渡し、「現場の声を聞き、山積する喫緊の課題について、積極的かつ適切に県の施策・予算へ反映していただくようお願いしたい」と配慮を求めた。
　要望書では、『地方創生および子ども・子育て支援施策の推進』、『拠点性の向上と交通網の強化』、『農業施策の推進』、『土木費予算の増額』、『都市基盤施策の充実強化』、『大規模自然災害に対する防災対策』など重点要望の１２項目を柱に、各種施策の推進などを盛り込んだ。