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　新潟市は、新潟中央環状道路整備事業について、１８年度に３カ所に分ける橋梁工事のうち、信濃川渡河と黒埼の両工区で新規着手する。また、９カ所で道路改良工事を推進したい考えだ。
　信濃川渡河工区は、南区白根北部工業団地から江南区酒屋地内をつなぐ橋梁（橋長５８０・５メートル、鋼９径間連続非合成細幅箱桁）で、新たに下部工の発注を予定。黒埼工区は、西区木場から板井地内に架かる橋梁（橋長２４５メートル、鋼少数鈑桁＋鋼細幅箱桁）で、下部工を発注するほか、北陸自動車道黒埼ＰＡ（パーキングエリア）を跨ぐことから上部工の一部をネクスコ東日本に委託したい意向。なお、先行して発注した中ノ口工区は１９年３月の完成を目指し、橋梁上部工（施工＝藤木鉄工）を推進中。
　道路改良工事においては、▽浦木工区Ｌ＝１・３キロ▽横越バイパス工区Ｌ＝１・６キロ▽城所工区Ｌ＝１・２キロ▽嘉瀬・割野工区Ｌ＝１・９キロ▽大郷・鷲巻工区Ｌ＝３・２キロ▽根岸・大通工区Ｌ＝１・２キロ▽中ノ口工区Ｌ＝１・６キロ▽黒埼工区Ｌ＝２・７キロ▽明田工区Ｌ＝０・８キロ−を引き続き施工する。
　当初予算に事業費６５億２００万円の計上を目指しており、財政当局と調整を進めている。