2018年の創業150周年(創業明治元年)に向けた取り組みとしてM田酒造グループは、伝兵衛蔵の全面リニューアルを計画。23日の売店オープンに続いて、2018年1月から仕込蔵改修に着手する。2018年4月のグランドオープンを目指す。施工は鴻池組、設計は、空.設計工房が担当。
伝兵衛蔵は、いちき串木野市湊町4−1のM田酒造創業の地にある蔵で、伝統的なかめ仕込みや木桶蒸留器を使用し、造りを行っている。
完成した売店はS造平屋建て278u。焼酎関連商品のほか、試飲コーナーや飲み方提案用スペースなどを設ける。
仕込蔵改修は、仕込場・屋根・外周等で、旧売店を含めた建物規模はW造約2670u。また、旧売店は、昔の機械等を展示したミュージアムに改装する予定となっている。なお、蔵の見学は18年1月から3月まで休止する。