枕崎水産加工業協同組合は、再資源化処理施設の移転新築を計画。当初計画によると、建物規模はS造2階建1858u、管理棟がS造平屋建て99uを想定している。
浜の活力再生施設整備事業補助を活用して整備を進める方針で、枕崎市が計上している12月補正予算案が可決したあと、2018年1月には設計に入り、同年5月ごろの着工を目指す。
移転先は、同市仁田浦地区。枕崎港内にある現施設の老朽化に伴い、カツオ等の頭や内臓、骨を魚粉や魚油を再資源化する残がい処理施設を建て替える。総事業費は、設計・建築・機械設備・工事雑費等を含めて17億4778万円を試算している。2カ年で計画を進め、18年度内の完成を予定している。
枕崎市では、12月補正予算案で5億2233万円を充て、18年度分は当初予算での確保を見込んでいる。