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建通新聞社
2017/12/19

【大阪】18年度は八尾警察署用地測量など

大阪府警察本部は2018年度、警察署の新築・改築計画で、八尾警察署の用地測量や、東住吉警察署の既存庁舎解体工事に着手する予定だ。また、中堺警察署の新設や、守口警察署の移転改築については実施設計を進める。
 八尾警察署は、建築後50年以上が経過し、老朽化・狭あい化が進んでいる。新たな警察署は、署員300人が勤務できる執務スペースなどを確保できる規模とし、敷地内には倉庫などの配置も計画している。18年度当初予算に317万円を要求し、移転先用地の測量などを実施する予定。
 東住吉警察署の改築計画では、18年度当初予算に解体工事費として約2億円(債務負担行為・18〜19年度)を要求。既存庁舎の解体工事に着手する見通し。既存の規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ2880平方b。
 また、新築に向けた実施設計を進める。規模は鉄骨鉄筋コンクリート造または鉄筋コンクリート造延べ6072平方b。付属施設は駐輪場、車庫など。敷地面積は2641平方b。場所は大阪市東住吉区東田辺2丁目。基本・実施設計は大建設計(大阪市西区)が担当。
 中堺警察署の新設では、18年度当初予算に約7300万円を要求。18年度に実施設計を進め、19〜21年度に施工する予定だ。規模は鉄骨鉄筋コンクリート造または鉄筋コンクリート造延べ6186平方b。付属施設は駐輪場、車庫など。敷地面積は3281平方b。建設地は堺市中区深井沢町。基本・実施設計は松田平田設計大阪事務所(大阪市西区)が担当。
 守口警察署の移転改築では、18年度当初予算に約8400万円を要求。18年度に実施設計をまとめ、19〜21年度の施工を見込む。規模は、鉄骨鉄筋コンクリート造または鉄筋コンクリート造で、延べ床面積は5661平方b。敷地面積は2640平方b。建設場所は守口市豊秀町2など。基本・実施設計は類設計室(大阪市淀川区)が担当している。