新火葬場建設を計画する高山市は、建設候補地を一般公募した結果、31件の応募があった。今後、この推薦地と、公有地を併せてリストアップし、新火葬場建設検討委員会で、候補地から建設地をどのように絞り込むかを検討する。
市は、8月に新火葬場建設検討委員会からの答申を受け、新火葬場建設の候補地を公募することを決めた。
今回対象となったのは、自薦の場合が市内に推薦地を所有する個人か法人と他薦の市民か市内に事業所を有する法人・団体の所有地。これに対し、31件の民地推薦用地が候補地に挙げられた。これを受け検討委員会では、この推薦地の他、公有地で条件に合う用地とを合わせて選定に向けた検討を開始する。
これまで試算した用地は、都市計画用途地域のうち第1種・第2種低層住居専用地域か第1種中高層住居専用地域や砂防指定などに該当しない場所で約1万1800平方bとした。
または、多目的機能を除外した場合は9000平方b程度の敷地が確保できれば対象となる。さらに市役所本庁舎からの直線距離が15`程度か移動時間が30分程度までとしている。
これを踏まえ委員会では、適正な用地の選定作業に入る。
提供:
建通新聞社(2017/12/15)