富山県農林水産部は、野口西地区農村地域防災減災事業(用排水施設等整備事業)について、18年度の着工を目指し準備を進めていく。
受益面積は立山町野口の約103ヘクタール。73年から78年にかけて整備された地区排水路は、宅地やほ場への浸水を繰り返し、土砂の流出が発生。流下能力不足に伴い、次郎兵衛川(現場打水路)1110メートル、J―1号排水路(排水フリューム)1140メートルの排水路改修工2250メートルを進め、災害の未然防止と法面補修コストの低減を図る。
総事業費は約7億円。21年度末の完成を予定している。
測量設計は北陸コンサルタントが担当。