輪島市は旧輪島市街地での水道管路耐震化事業について、来年度には約1キロ程度の更新を目標に工事の進ちょくを図りたい考えだ。
計画では、市役所などがある市街地周辺を対象に、布設から50年近くが経過した水道管路を耐震化する。地震など大規模災害時にも安全・安心なライフラインを確保することで、上水の安定供給を目指す。今年度に事業着手し、2026年度までの10年間で延長約15キロの整備を順次進める。総事業費は10億3000万円を見込む。
今年度は配水ポリエチレン管595メートル、塩化ビニール管339メートルの計934メートルの更新工事2件を発注した。来年度も引き続き、今年度と同程度の延長を対象に布設替えを目指していく。
詳細設計は共同設計が担当。