綾川町は、(仮称)滝宮認定こども園の建設を計画しており、2018年度の当初予算案に工事費を要望している。予算案を可決後、早期に敷地造成工を発注する。本体建設工事については6月または9月議会案件として発注し、19年度までの2カ年で施工を進める。
造成工を指名競争または一般競争で入札するのかどうか。併せて、本体建設工事を建築工事や設備工事、外構工事に分離するのかどうかを今後協議して決める。造成工では建設用地に隣接する県道と同程度のレベルまで盛土を行う見通し。
高松琴平電気鉄道「綾川駅」の南側に位置する交差点の北西側用地約8300平方b内に、鉄骨造2階建て延べ約3000平方bの施設を建設する。1次保育や子育て支援機能(一時預かり、病児保育)、親子同士の交流支援機能などを有し、乳幼児から5歳児まで約280人を受け入れる。施設内に乳児室や保育室、職員室、図書室などを配置する。職員として40〜50人が運営に携わることや施設を利用する保護者の送迎も考慮し、敷地内に約110台収容可能な駐車場も整備する。
造成設計は五星(高松市)が担当。
基本・実施設計は内藤建築事務所(京都市左京区)が担当、17年度末までに策定作業を完了させる。
提供:建通新聞社