日本工業経済新聞社(群馬)
2017/12/18
【群馬】小中学校の非構造部材耐震化を推進
沼田市は小中学校の体育館や武道場の非構造部材耐震化事業を進めている。今後は升形小学校の体育館や沼田南中学校、沼田東中学校、白沢中学校の武道場を対象に工事を実施予定。2018年度4月以降に一般競争入札で各校の工事を発注する流れ。
市は12月補正予算に同事業費を計上している。内訳は白沢小5240万4000円、南中2950万1000円、東中2086万6000円、白沢中5031万5000円。
それぞれの実施設計はすでに委託済み。升形小や南中、東中を丸最建築事務所(前橋市)、白沢中を塩崎建築設計事務所(前橋市)が担当している。
工事内容は主に吊り天井の耐震化。これに併せ、照明器具のLED化および落下防止対策などを実施する。
これまでに沼田中や利根小、薄根小などで同様の工事を実施しており、今回の4校の施工で非構造部材の耐震化は完了となる。