田上町は17日までに、本田上工業団地に進出するスーパーセンター「PLANT」について、PLANT(福井県坂井市)側から開業時期を前倒しする意向があったことを明らかにした。18年に着工し、19年のオープンを目指している。
計画によると、同団地南側の敷地約3万2000平方メートルに、百貨小売業に加え、テナントとして薬局、不動産賃貸業、ガソリンスタンドなどを備えた店舗を建設するもの。建築面積は1万平方メートル(売り場面積7600平方メートル)程度。土地の貸借年数は30年(借地料1920万円/年)で、約120−130人の雇用が予定されている。
現在、団地に隣接する国道403号線からの乗り入れ道路や信号機などの整備に向けた関係機関との協議と並行して、建設予定地の測量調査などを実施している。現状での引き渡しとなるため、18年の早期から準備工事に入るとみられる。
また、団地の残る区画については、18年度上半期に売却・定期借地権者の公募を行いたい考えで、現在、数社から問い合わせがきているという。