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建通新聞社（東京）
2017/12/18
【東京】新公文書館は４・２万㎡規模 基本計画原案
内閣府は、憲政記念館敷地に建設する国立公文書館（新館）の基本計画原案をまとめた。施設の全体規模は一体的に整備する憲政記念館と合わせて４万２０００平方㍍程度とし、建設工事費に約４８０億円、必要工期に約８年半を想定する。設計・建設の具体的なスケジュールを含む基本計画は２０１７年度末までに策定し、18年度以降に設計などを進めていく方針だ。
国立公文書館新館の規模は、地下４階地上３階建て延べ約３万平方㍍とし、そのうち書庫部分は約８０００平方㍍を確保する。憲政記念館や駐車場を含む施設全体の延べ床面積は４万２０００平方㍍程度を想定。現在の憲政記念館は全て解体するものの、現建物が歴史と伝統を持つ施設であるのを踏まえて、部材の活用やイメージの踏襲について今後検討する。
現在の国立公文書館の施設は、北の丸本館（１９７１年完成、地下２階地上４階建て延べ１万２０００平方㍍）とつくば分館（98年完成、３階建て延べ１万１０００平方㍍）の２館。公文書館を３館体制とすることに伴い、新館を多くの国民が利用する展示・閲覧を中心とした総合的施設と位置付ける。北の丸本館は行政官向け研修などを実施する学習拠点と研究者向け書庫、つくば分館は受け入れ機能を集約するなど保存機能に特化した施設として機能分担を図る計画だ。
提供：建通新聞社
国立公文書館新館の規模は、地下４階地上３階建て延べ約３万平方㍍とし、そのうち書庫部分は約８０００平方㍍を確保する。憲政記念館や駐車場を含む施設全体の延べ床面積は４万２０００平方㍍程度を想定。現在の憲政記念館は全て解体するものの、現建物が歴史と伝統を持つ施設であるのを踏まえて、部材の活用やイメージの踏襲について今後検討する。
現在の国立公文書館の施設は、北の丸本館（１９７１年完成、地下２階地上４階建て延べ１万２０００平方㍍）とつくば分館（98年完成、３階建て延べ１万１０００平方㍍）の２館。公文書館を３館体制とすることに伴い、新館を多くの国民が利用する展示・閲覧を中心とした総合的施設と位置付ける。北の丸本館は行政官向け研修などを実施する学習拠点と研究者向け書庫、つくば分館は受け入れ機能を集約するなど保存機能に特化した施設として機能分担を図る計画だ。
提供：建通新聞社
