北陸農政局は、簡易公募型プロポーザルで選定を進めていた「新川流域二期農業水利事業新川河口自然排水樋門実施設計他総合技術業務」について、内外エンジニアリング・ナルサワコンサルタントJVを特定し、6765万円で随意契約した。
4日に開札し、8日付の決定。既存の自然排水樋門は、1971年に新潟市西区五十嵐3の町地内に建設されたもの。フローティングタイプ全面可動堰(延長61・4メートル)で、洪水吐ゲート2門、舟通し1門を有している。施設の耐震化および老朽化による堰柱のひび割れや鋼材腐食が進行しているため、新たに樋門を建設し、既存の樋門を解体・撤去する。概要は、国営新川流域二期土地改良事業の基幹施設である新川河口自然排水樋門の実施設計とともに、河川協議に係る関係行政機関等との協議・調整を行うもの。履行期限は18年11月22日まで。
今業務は、別途発注予定の「新川河口自然排水樋門建設工事(仮称)に係る技術協力業務」の受注者と設計協力協定を締結し、設計に関する調整協議を行うものとなっている。