石川県土木部監理課は12日、金沢市湊3丁目地内ほか「金沢港港湾機能整備(上屋)工事(建築)」の一般競争入札を公告した。申請書は22日まで受け付ける。開札は18年1月12日。落札決定は同17日の予定。予定価格は6億7130万円。
参加資格は、3者で結成する共同企業体とし、資格1(代表者)が主たる営業所が石川県内、建築一式工事の合計値が950点以上かつ年間平均完成工事高が4・3億円以上―など、資格2(構成員)が主たる営業所が石川県内、建築一式工事の合計値が910点以上かつ年間平均完成工事高が2・6億円以上―など、資格3(構成員)が主たる営業所が金沢市内、建築一式工事の合計値が780点以上かつ年間平均完成工事高が1・7億円以上―など。
工事概要は、S造平屋建て延べ3012平方メートルの上屋新築一式。工期は19年1月31日まで(一部債務負担行為)。実施設計はアイエス建築設計事務所(金沢市松村町)が担当。
今回の計画は、金沢港の無量寺、戸水、御供田の3ふ頭に点在している県営および民営(金沢港運)のコンテナ上屋のうち、無量寺ふ頭内にある2棟と戸水両ふ頭内にある5棟の合計7棟を、県東部工業用地へ再配置して物流の効率化を図るのが目的。民営のコンテナ上屋(S造平屋建て、倉庫部延べ約4500平方メートル、大型ひさし部約1680平方メートル)は豊蔵組で設計が行われている。
上屋の電気設備は一般競争により第3四半期に、給排水衛生設備は指名競争により第4四半期にそれぞれ入札となる。