八幡浜市は、一般会計に2億2998万円を追加し、当初からの累計で207億4000万円とする補正予算案を12月定例会に上程している。累計での対前年度比は11・6%減。会期は12月5日〜22日。
建設関係の主なものは、道路維持修繕事業に1170万円、台風18号・21号の災害対応を行う。道路橋梁災害復旧事業に1725万円、台風18号で被害を受けた3路線(両家古屋敷線、今出中当線、福岡横尾地線)の復旧を行う。農地・農業用施設災害復旧事業に5583万円、台風18号・21号で被害を受けた農地(日土町樫の木地区)、農業用施設(日土町樫の木地区管水路・軌道・農地保全施設)などの復旧を行う。林業施設災害復旧事業に151万円、台風21号・22号で被害を受けた林道3路線(今出線、千丈末広線、芝中線)の災害復旧への補助金。
川上分団2部火の見櫓(やぐら)撤去・ホースタワー設置に215万円、川上町上泊地区の国道378号拡張工事に伴い、川上分団2部詰所前の整備を行う。
あけぼの荘屋根補修に488万円、台風21号により一部剥がれた養護老人ホームの屋根補修を行う。中学校補修に181万円、台風18号・21号により破損した愛宕中学校の防球ネット補修工事と真穴中学校の渡り廊下屋根補修を行う。
新規事業として、旧八幡浜市民会館解体に1億0597万円、2016年末に閉館し跡地利用が検討されている施設の解体およびアスベスト除去を行う。保内交流拠点施設(川之石地区公民館)建設事業に41万円、交流拠点施設の建設に向け予定地の不動産鑑定を行う。
提供:建通新聞社