高知市は、桂浜公園内にある「うぶすな博物館」を解体するため、12月補正予算案に設計委託料200万円と工事費3800万円を計上している。来年1月に解体設計を外注し、工事は予算を繰り越し2018年度早々に発注する見込み。
規模は鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ884平方b。建物は、今年5月に閉店した「とさいぬパーク」の関連会社が所有しているが、01年から休館している。
桂浜公園内で営業する施設は、市に設置許可を受ける必要があるが、市は所有者に対し本年度から設置を不許可とし、原状回復を求めた。しかし所有者が応じていないことから、行政代執行により解体に着手する。解体に要する費用は所有者に請求するという。
提供:建通新聞社