岡山市は、2018年度から市役所本庁舎耐震化事業に着手する。11月定例市議会で大森雅夫市長が明らかにしたもので、築約50年が経過して、耐震基準を満たしていない本庁舎の建て替えを軸に検討を進める。18年度当初予算案で具体化を図る考え。本庁舎は1968年に建設した鉄骨鉄筋コンクリート造地下2階地上9階建て延べ2万7595平方bの規模。13年度に工法検討や整備費用などの調査を山下設計(大阪市中央区)に委託、中層(地上14階建て)での建て替えが望ましいとの結果が出ている。市では、現庁舎の耐震改修、高層(地上22階建て)での建て替え案などを含め、18年度で協議を進めていく予定。
「提供:建通新聞社」