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建設経済新聞社
2017/12/08

【京都】元伏見営業所跡に介護施設等 誘致に向け活用事業者募集

 京都市上下水道局は7日、伏見区深草の元伏見営業所跡地に介護・子育て支援や地域コミュニティの活性化に資する施設を誘致すると発表した。
 営業所再編により伏見営業所(伏見区深草石橋町18−1の敷地1130・06u)は27年5月に閉所した。地域住民から、跡地を活用し介護・子育て支援や地域コミュニティの活性化に資する施設の設置を求める要望を受け、元営業所の建物を解体撤去し、跡地に誘致することを決めた。当該施設を整備する事業者を公募型プロポーザル方式で募集する。
 募集対象事業は@介護保険法に定める事業(必須)A子育て支援や地域コミュニティの活性化に資する事業等(任意)。Aの提案がなくても応募可。Aの提案内容は活用計画の審査で加点対象として取り扱う。
 土地については、所有権を取得する場合は最低提案価格1億8600万円、借地権(60年間の一般定期借地権)を取得する場合は最低提案価格413万2000円(年額)。
 申込みは12月22日から28日まで上下水道局総務部総務課で受付ける。
 応募書類で応募資格等を審査の上、市職員で構成する契約候補事業者選定会議で活用計画を審査し、外部有識者の意見を踏まえ、活用事業者を選定する。事業者選定の結果通知は30年1月下旬の予定。
 なお上下水道局は旧伏見営業所解体撤去工事を11月16日に開札し、大坪組(京都市南区)が落札した。工期は30年3月15日。