大竹電機(白山市)、トスマクアイ(同)、白山建設(同)、やまと商事(同)の4社が事業者となり、七尾市中島町瀬嵐地内で建設を進めていた「七尾瀬嵐メガソーラーパーク」の竣工式が7日、現地で関係者約60人が出席して行われ、完成を祝うとともに発電をスタートさせた。
はじめに事業者を代表して、やまと商事の山田真生社長が「多くの皆さんの協力で無事、メガソーラーが完成し、本日より発電を開始することができた。4社が一丸となって励んでいきたい」と式辞を述べた。白山建設の吉本修一社長が工事経過を報告し、来賓として不嶋豊和七尾市長、佐藤喜典同市市議会副議長が祝辞を述べた。
引き続き、不嶋市長、田中敬人県議、大竹電機の大竹成和会長、トスマクアイの藤井雅之社長、白山建設の田中充人会長、やまと商事の山田一雄会長が送電開始セレモニーを行った。加賀屋に会場を移し、竣工祝賀会も開かれた。
同メガソーラーパークは3万4443・9平方メートルの敷地に、太陽光パネル1万4112枚を設置し、発電出力は約4000kW。発電電力量は約485万kWh/年で、一般家庭約1000軒分の年間使用電力量に相当するという。
今年1月に起工し、土工事の後、7月からパネル設置に入り、11月に完成した。造成工事は白山建設、パネル設置は大竹電機が担当した。