高松市は、地域交流センター(仮称)がメイン施設となる複合施設建設に向けた基本設計を進めている。2018年度は実施設計に着手する計画。
基本設計は磯野建築事務所(高松市)が担当しており、18年3月中に完了予定。建設工事費などの予算措置が順調に進めば19年度に発注し、21年度中の開所を目指す考え。
同施設には地域交流センター(仮称)を核とし、中部総合センター(仮称)、地域包括支援センター、地域包括支援センターサブセンター、保健センターを整備する。
地域交流センターは、イベントやサークルなどの団体が交流できる空間、情報発信機能を持つ地域の回遊玄関口にもなる交流機能を持った施設を想定している。室構成は大空間・交流ゾーン(イベント・交流サロン・情報発信コーナー)や個別機能(会議室・研修室など)、管理機能(事務室など)を配置、床面積は最大1000平方b内とする。
中部総合センターは、所管区域内の支所・出張所を統括し、これまでの行政窓口サービスに加えて障害者や高齢者向けのサービスも扱う。
地域包括支援サブセンターや保健センターを加えた床面積は最大1730平方b内とする。
施設は、2階建てで最大床面積約2730平方b。敷地内に駐車場70〜80台分)、周辺には公園(面積約2400平方b)や交流広場(約2300平方b)なども整備する計画。
建設予定地は仏生山町の新市民病院(建設中)の北側エリア。
提供:建通新聞社