建通新聞社
2017/12/05
【大阪】佐竹台・高野台住宅 2グループから提案
大阪府は、BT方式での整備を予定する府営吹田佐竹台住宅と吹田高野台住宅の建設事業について、東レ建設グループと長谷工コーポレーショングループの2グループから提案があったことを明らかにした。今後、入札参加資格や提案内容について審査し、12月22日に最優秀提案者、落札者を決定、2018年3月下旬に本契約を締結する予定だ。両住宅合わせて240戸を整備する。
東レ建設グループは、同社の他、▽市浦ハウジング&プランニング大阪支店▽関電不動産開発▽大勝建設▽東洋コミュニティサービス▽中林建設―の計6社で構成。
一方、長谷工コーポレーショングループは、同社の他、▽カノンアソシエイツ▽公成建設大阪支店▽大京▽大和ハウス工業―の計5社で構成している。
吹田佐竹台住宅は、B39〜41棟の府営住宅整備部分を解体撤去し、新たな住宅55戸を整備する。敷地面積は2・74f。
吹田高野台住宅は、B58、B59、B73〜79棟を解体撤去し、新たに住宅185戸を整備する。また、入居者の移転完了後、府営住宅整備用地を除く区域に、外周仮囲いや仮設外灯を設置する。敷地面積は5・65f。いずれも20年度の供用を目指している。
吹田佐竹台住宅については、昨年12月に事業者を公募する入札を公告したが、応募者がなく中断。今回、近隣の吹田高野台住宅を加えて一体的に整備することとした。