山陰近畿自動車道整備推進決起大会(主催・同自動車道推進議員連盟石破茂会長、同推進協議会山田啓二会長(京都府知事))が11月30日、参議院議員会館であり、山陰近畿道の必要性を自民党や国交省に対しアピールした。
会合には鳥取、京都、兵庫の3府県知事、県府会議員、市町議員ら230人が出席。自民党の竹下亘総務会長、国交省の石川雄一道路局長らに2018年度予算の確保を要望した。これに対し、竹下総務会長は「一日も早くつながるよう足並みをそろえて努力する」とし、石川道路局長は「一層の整備促進に国、県、市町がスクラムを組んで進めていきたい」と答えた。
また、高速道路のミッシングリンクを抱える鳥取県など10県知事会議は同日、国交省の高橋克法大臣政務官にミッシングリンク解消の必要性を訴え、17年度補正予算の早期成立と18年度道路関係予算の確保を要望した。高橋政務官はミッシングリンクの解消に理解を示し、「財源の捻出が課題。財務省に対しても地元の熱意を伝えてもらいたい」と話した。
日刊建設工業新聞