日本工業経済新聞社(茨城)
2017/11/30
【茨城】畜産試験場跡多目的広場設計で継続費/笠間市の12月補正予算案
笠間市は、1日開会の第4回市議会定例会に上程する補正予算案を明らかにした。主なものでは、畜産試験場跡地多目的広場整備事業(設計業務)に2カ年継続費1462万5000円(17年度=438万円、18年度=1024万5000円)を設定した。稲田中学校(稲田2145―3)の災害復旧工事には5782万円を計上した。
一般会計全体では2億6541万3000円を追加し、歳入歳出予算の総額を322億1919万8000円とする。
畜産試験場跡地多目的広場整備事業は平町地内の約3haが対象。幅広い年齢層がスポーツやイベントに使用できる多目的な広場の整備を目指す。整備方針は潟~カミ(水戸市)がまとめた。
稲田中学校では、10月に発生した台風21号の影響により、グラウンドが被害を受けた。このため、今補正で崩れたのり面の復旧工事費を盛り込んだ。
特別会計では、公共下水道事業の管渠施設修繕工事に1680万円、農業集落排水事業の管路施設修繕工事162万円を配分している。