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日本工業経済新聞社(茨城)
2017/11/21

【水戸市】河和田住宅第9工区/新年度は埋蔵文化財調査/建設工事は19・20年度

 水戸市は、河和田住宅第9工区(河和田3丁目地内)の新築に向け、本年度は樺建築設計事務所(水戸市)で実施設計を進めている。2019年度の着工に向け、来年度は埋蔵文化財の調査を行う。戸数は30戸。建物の規模は、これまで同様、RC造高層耐火構造6階建てを想定している。
 市営河和田住宅は、市内でも最大規模の住宅団地で、1968〜77年度にかけて133棟1685戸が建設された。このうち、特に平屋建ておよび2階建ての住宅は、すべて建設後35年以上が経過し、施設設備などの老朽化が著しい。
 このため、市では対象地区を2つの街区に分け、2000年度から第2街区(22棟152棟)について順次、建て替えを進めている。
 間取りは2DK〜3DKがメーンで、1階につき5戸を配置する。エレベーターは1基を想定。実施設計は、建築設計のほか土地粗造成、広場、駐車場、屋外給排水、防犯灯、自転車置場、ごみ集積場、植栽、防火水槽なども含まれる。
 スケジュールとしては、年度内に実施設計をまとめ、18年度に埋蔵文化財調査を行い、19年度から2カ年で建設を進める。
 なお、本年度は第8工区(RC造6階建て、延べ2162・37u)の建設工事に着手。建築は西山・東・関口JV、電気設備は藤電気梶A機械設備は滑寰u田設備が担当。18年度中に完成する見通し。当初予算には2カ年継続費7億8380万円を設定している。