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日本工業経済新聞社(茨城)
2017/11/18

【茨城】笠間市の道の駅構想・計画プロポ/採用事業者は三井共同建設コンJV

 笠間市は15日、道の駅基本構想・基本計画策定業務に係る公募型プロポーザルについて、三井共同建設コンサルタント・計画・環境建築設計共同体を採用事業者として決定した。11月下旬ごろまでには契約を締結し、来年3月16日までにまとめる。オープン予定は2020年8月。
 整備場所は、手越地内の国道355号沿い約3ha。近隣にはセブンイレブン笠間手越店などが立地。
 整備方針としては、農産物の販路拡大に寄与し、観光交流ゾーンや農業交流ゾーンのさらなる充実・強化を図るとともに、道路利用者の休憩施設となり得る立地特性と施設機能を有した拠点とする。
 24時間無料で利用できる駐車場やトイレ(障害者用を含む)、情報提供施設などを整備するとともに、JA常陸と協力して地場農産物の直売所も設置する。整備には国土交通省や農林水産省の補助金の活用を見込む。
 14日の2次審査を経て、15日に三井共同建設コンサルタント・計画・環境建築設計共同体を採用事業者として決定。限度額は3000万円(税抜き)。年内には協議会を立ち上げ、より具体的な検討を進める。
 基本構想では基本理念やコンセプト、導入機能、立地計画などを検討する。基本計画では利用者ニーズ調査や施設規模、事業手法の検討、配置計画、概算事業費の算出などを行う。