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北陸工業新聞社
2017/12/04

【富山】実施設計を前倒し/富山駅北広場修景施設/富山市

 富山市は12月補正予算案に、富山駅北口駅前広場修景施設実施設計業務委託費として1506万円を計上している。
 富山北口駅前広場では、今年度進めている実施設計業務(担当・パシフィックコンサルタンツ)において、広場基盤設計の進捗に一定のメドが立ったことから、広場上部設計のため、18年度に予定していた修景施設実施設計を前倒し、事業進捗を図る。内容は石張舗装や消融雪、サイン施設、植栽の実施設計。19年12月の着工、22年3月の完成を目指す。
 富山駅北口広場については、現状の面積6100平方メートルから1万100平方メートルに拡張し、バスやタクシーのロータリー、シェルター、イベント広場を確保する。これに併せて地下広場(約840平方メートル)で耐震補強工事を施す。19年度に仮広場(2500平方メートル)を設け、続けて地下の補強工事に着手する。
 このほか、県が事業主体の富山駅付近連続立体交差事業は19年度末に完成。路面電車南北接続は18・19年度の2カ年、南北自由通路は19年度に化粧柱・天井・石張りを施工。東西自由通路は高架下店舗工事に合わせて20・21年度で、西口交通広場と富山駅南北線の電線共同溝・道路整備も20・21年度(一部17年度)で施工する。

hokuriku