高松市は、「(仮称)東部南総合センター・川島コミュニティーセンター等建設」に向けた基本設計を12月中にも外注する計画。
2018年度中に基本設計、19年度に実施設計を完了し、20年度に建築工事を発注する計画。施工は19年度に建設予定地にある山田幼稚園を解体、20〜21年度に同センター本体の建築工事を行い、22年度に川島コミュニティーセンター・山田支所の既存施設解体と外構工事を実施する。
整備する施設には、総合センター(仮称)と川島コミュニティーセンターを合築する。総合センター内には地域包括支援センター、保健センターも配置する。同センターは山田、十河、東植田、西植田、前田、川添出張所等を所管範囲として、地域住民にとって身近な場所で福祉や利便性の向上につながる行政サービス(各種手続き、相談業務、施設維持管理など)の提供を行う。
コミュニティーセンターは、ふれあい交流機能、生涯学習機能、地域情報収集・発信機能、防災機能などを有する施設とする。
規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ約1900平方b(内訳は総合センター部分が約1200平方b、コミュニティーセンター部分が約700平方b)を想定。太陽光発電や雨水貯水槽を設け、敷地内には駐車場(80台収容)を整備する。
建設地は川島本町で、既存の川島コミュニティーセンター・山田支所と隣接している山田幼稚園を解体した跡地と川島中央公園、既存施設敷地を併せた用地。面積は6752平方b。
建設敷地内にある解体予定の既存施設は、川島コミュニティーセンター・山田支所が鉄筋コンクリート造2階建て延べ約732平方b、山田幼稚園園舎が同造平屋401平方b、元川島中津公園内には鉄骨造平屋の施設2棟で延べ約1112平方b。
山田支所・川島コミュニティーセンターは、同センター工事終了まで使用、完成後に機能移転し建物解体を行う。山田幼稚園については、幼保連携型認定こども園への移行の一環で、川島保育所隣接地に幼保一体化施設を建設する。
提供:建通新聞社