長岡市は11月30日、PFI事業で計画する「中之島ごみ処理施設整備事業」について、12月下旬にも実施方針を公表する、と発表した。
鳥越クリーンセンターの老朽化を受け、更新の必要がある中之島クリーンセンター(中条新田1080)のし尿処理施設と焼却施設を解体した跡地にPFI事業(BTO方式)により、整備・運営を行うもの。
初期計画では、概算事業費に旧ごみ処理施設解体費5億円、ごみ焼却施設建設費75億円、粗大ごみ処理施設建設費30億円の計110億円を見込んでいたが、縮小・減額し、焼却施設100トン以下、粗大ごみ処理施設50トン以下を想定。廃熱を利用した発電設備も整備する方針。
17年度内に要求水準書をまとめ、18年度の発注を目指しており、設計・建設期間は4カ年、運営期間は15年間を見込む。
基本計画、事業者選定アドバイザリー業務はパシフィックコンサルタンツが担当。