京都市は28日、第7期京都市民長寿すこやかプランの中間報告案を明らかにした。
同プランは京都市の高齢者保健福祉計画と介護保険事業計画の2つの計画を一体的に策定するもの。第7期プランの計画期間は30年度〜32年度の3ヵ年。
主な施策・事業として、安心して暮らし続けるためのバリアフリー化改修支援、防火安全指導の実施と住宅用防災機器等の普及・啓発、民間団体と連携した防火・防災対策、介護離職ゼロの実現に向けた介護サービス基盤(地域密着型特別養護老人ホーム(介護老人保健施設)、認知症対応型共同生活介護、地域密着型特定施設入居者生活介護、小規模多機能型居宅介護等)の充実、用地確保の困難化に対応した新たな特別養護老人ホームの整備促進策の推進(市街化調整区域における整備、地域密着型特別養護老人ホームのユニット定員の緩和)などとともに、新規では市内への認知症疾患医療センター(地域型)の設置、高齢者と障害児者が同一の事業所でサービスを受けやすくなる共生型サービスの設置などを盛り込んだ。
数値目標として主な施設・居住系サービスの整備等目標数では、特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)は@29年度(見込み)…6107人分A30年度…6296人分B31年度…6532人分C32年度…6717人分。認知症高齢者グループホーム(認知症対応型共同生活介護)は@29年度(見込み)…2247人分A30年度…2310人分B31年度…2373人分C32年度…2445人分。介護専用型特定施設は@29年度(見込み)…1599人分A30年度…1808人分B31年度…2016人分C32年度…2224人分と設定した。