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秋田建設工業新聞社
2017/11/29

【秋田】公募型で1月10日に開札/し尿処理施設建設

 北秋田市生活課は、同市鷹巣字小沼地内に新設するし尿処理施設に関し、設計・施工一括で来年1月10日に開札するため公募型で公告した。資格審査申請書類と技術提案書の提出は来月14日正午まで。参加要件は一級建築士事務所の登録と、プラント設備の施工については清掃施設において総合評定値900点以上などとなっている。1月12日に仮契約、2月中旬に本契約して平成32年3月20日の工期で着工する予定。
 計画は、既存のし尿処理場(管理:北秋田市周辺衛生施設組合)が31年3月末に解散することから、し尿処理施設を新設し対応するもので、し尿や浄化槽汚泥、農業集落排水施設汚泥を受け入れる。計画処理量は1日46kl(し尿22kl、浄化槽汚泥24kl)で34,680人分の処理に対応する。処理方式は前処理+希釈方式で下水道施設に投入する。建設地は鷹巣浄化センター近くの鷹巣字小沼15、16地内の約3,000uの敷地内。
 施設建設にあたり同市では、9月補正予算で30から31年度の2カ年で14億4,440万8,000円の債務負担行為を設定している。
 入札説明書等に対する質問の受け付けは来月6日までで、回答は同8日。資格審査申請書類・技術提案書の提出は同月14日で、審査結果通知・入札執行通知書の送付は21日に行う予定。
 なお、基本設計・発注支援業務はオオバで進めている。


提供:秋田建設工業新聞社