愛媛県の2017年度公共事業費としての予算計上している1049億8800万円(9月補正を含む)に対する上半期(9月末)の契約額は647億0200万円、契約率は61・6%となっている(表参照)。
前年度同期比では契約額で21億9600万円増加しているものの、契約率では2・1ポイント減少している。
公共事業予算計上額は、16年度の繰越額と17年度当初・6月・9月補正予算を含む普通会計(一般会計と特別会計)、企業会計を合わせた県全体の総額。例年は9月補正予算額は含まれないが、本年度は国体開催のため9月議会を繰り上げ開催したため含まれた。
17年度公共事業予算額は、16年度より68億9200万円増加している。計上額の内訳は補助事業費が694億8000万円で、前年度同期より33億4400万円増加。単独事業費は355億0800万円で35億4800万円増加している。
9月末の契約額647億0200万円の内訳は、補助事業が434億0900万円で契約率は62・5%。単独事業が212億9300万円で同60・0%となっている。
一方、契約済み額に対しての支出済み額は、647億0200万円の契約に対して、199億1300万円で19・0%となっている。
提供:建通新聞社